「ベジャールの『くるみ割り人形』」より。（Photo by Kiyonori Hasegawa）

東京バレエ団 創立60周年記念シリーズ12「ベジャールの『くるみ割り人形』」が来年2月に東京・東京文化会館で上演される。 【画像】ジル・ロマン（Photo by Anoush Abrar）（他7件） 本作は、モーリス・ベジャールが母への思慕とバレエへの憧れを根幹に制作した、“もう一つの「くるみ割り人形」”と評されるバレエ作品。作中では、7歳のときに母を亡くした少年ビムを中心に物語が展開する。クリスマスの夜に母を思い出して悲しんでいるビムの前に、巨大なヴィーナス像が現れる。ビムは像の中から現れた母とパ・ド・ドゥを踊り、闘牛やマジック、自転車に乗る人々など、自分が大好きなものを見せていく。一方で、“M…”の導きでバレエの道を進むことになり……。 日本では約7年ぶりの上演となる今回、指導にあたるジル・ロマンが、東京バレエ団の飯田宗孝前団長へのオマージュとして特別出演。また、フェリックス役でダニール・シムキンが特別出演する。ビム役を池本祥真、山下湧吾、母役を榊優美枝、政本絵美、フェリックス役をシムキンのほかに宮川新大、M…役を柄本弾、大塚卓が務める。上演時間は約2時間10分。チケットの一般販売は11月1日10:00にスタート。 ■ 東京バレエ団 創立60周年記念シリーズ12「ベジャールの『くるみ割り人形』」 2025年2月7日（金）～2025年2月9日（日） 東京都 東京文化会館 □ スタッフ 振付：モーリス・ベジャール 音楽：ピョートル・チャイコフスキー □ 出演 2月7日公演 ビム：池本祥真 母：榊優美枝 フェリックス：ダニール・シムキン（特別出演） M...：柄本弾 光の天使：中嶋智哉 / 岡﨑司 妖精：三雲友里加 / 伝田陽美 グラン・パ・ド・ドゥ：秋山瑛 / 宮川新大 2月8日公演 ビム：池本祥真 母：榊優美枝 フェリックス：宮川新大 M...：大塚卓 光の天使：中嶋智哉 / 岡﨑司 妖精：三雲友里加 / 伝田陽美 グラン・パ・ド・ドゥ：金子仁美 / 生方隆之介 2月9日公演 ビム：山下湧吾 母：政本絵美 フェリックス：ダニール・シムキン（特別出演） M...：柄本弾 光の天使：鳥海創 / 後藤健太朗 妖精：加藤くるみ / 中川美雪 グラン・パ・ド・ドゥ：秋山瑛 / 宮川新大 特別出演 ジル・ロマン ※U-25チケット、ペア・親子割引あり。