「韓国人なんか大したことない」室内喫煙の指摘に暴行した中国人、結局拘束
ソウルのある食堂で室内喫煙を指摘したという理由で、韓国人2人を一行とともに集団暴行した中国人が検察に引き渡された。 【写真】室内喫煙を指摘するという理由で韓国市民に暴行を加えた中国人 2日、永登浦(ヨンドゥンポ)警察署は特殊暴行の疑いで中国人A氏を拘束送致したと明らかにした。A氏は昨年12月25日、ソウル永登浦区大林洞(テリムドン)のある食堂で、韓国人Bさんとその恋人を一行5人とともに暴行した疑いが持たれている。 当時、A氏らが食堂内部で喫煙すると、Bさんカップルは「外に出てタバコを吸ってほしい」と求めた。するとA氏らは「韓国人が何だってタバコも吸わせないのか」と暴力を振るった。 彼らはBさんを食堂の外に連れ出し、ビール瓶で叩いたり、足で踏んだりするなど無差別的な暴行を加えた。後からついてきたBさんの恋人も、A氏らに髪の毛をつかまれたまま床に引きずられるなど暴行を受けたという。Bさんは微細骨折と擦り傷などで全治16週間の診断を受けた。 A氏は通報を受けて出動した警察によって現行犯として逮捕された。警察は現場から逃走した残りの一行5人も全員逮捕されて取り調べを終えた。A氏らの中には、中国人と韓国人が混ざっていたことが分かった。 警察関係者は「A氏に令状が発給され、拘束状態で検察に渡した」として「ビザ発給の可否など滞留状態に関しては確認ができない」と話した。