東大院卒の息子を育てた母親が断言!「幼児期に一番やってよかったこと」とは
②ママ友の子どもと遊ばせる
えり:私も子ども同士を遊ばせるのはよくやってます。子ども同士で遊ぶと、親子だけでの遊びより多様な視点が増えるので、遊びがより広がっていつもと違う刺激を感じます。子どもたちが遊んでいる様子をみていると、ゲームのルールメイクをしたり、ごっこ遊びの設定がいつもと違ったりするなと思います。年下の子がいるとルールを調整しようとしたり、年上の子がいるとお手本になってくれたり、社会性も育まれます。トラブルももちろん増えますが、それをどうやって解決しようか話すキッカケにもなりますね。モンテッソーリ教育では縦割りの異年齢保育をしますが、まさにそういう効果があると思います。
③親も一緒に遊べる遊びも取り入れる
えり:外遊びにおすすめの遊びはありますか? 中牟田先生:我が家は、ビニール袋にひもを付けて作った手作りの凧で遊んだりしてましたね。他には、ボール遊び、ローラーブレード、バドミントンなどをして遊んでいました。大人も一緒に混ざって遊べるものもあるといいですね。 えり:先ほど出てきた「学びの共同体」に繋がりますが、一緒に何かを成し遂げたり、一緒に発見したり、一緒に心を動かす時間は親子関係を育むのにとても大事だと思います。「一緒に外遊び」は普段仕事で忙しい親御さんこそ少し意識したいことかもしれないですね。
お話を伺ったのは・・・ 中牟田宴子さん
九州大学文学部哲学科認知心理学専攻卒業(所属学会:日本教育工学会) 算数・数学塾を企画運営 NPO法人センス・オブ・ワンダー代表理事 東京大学大学院工学系研究科のゼミを担当 企業にSTEAMコンテンツを企画、提供
【Profile】えり先生(@tokyo_montessori_at_home
小5女子、小2男子の2児の母。神戸大学卒業後、2008年リクルート入社。当時まだ珍しかった育休後のフルタイム復帰、リモートワークのフィジビリにも参加。仕事と家事育児の両立の途を率先垂範する。2018年同社退社後、日本モンテッソーリ教育綜合研究所にてモンテッソーリ教師の資格を取得。2020年モンテッソーリ教具の定期レンタルおよびオンラインサポートサービス「ビブリオテーカ」を開業、累計100家庭以上にサービスを提供。小4の娘が都内で中学受験予定 Instagram:@tokyo_montessori_at_home HP:モンテッソーリ教具の定期レンタルおよびオンラインサポート「ビブリオテーカ」