公明・石井代表 落選で辞任へ 自民党の派閥裏金事件「与党はひとくくりに」逆風及んだとの認識
公明党の石井啓一代表が衆院選での落選を受け辞任する見通しとなった。31日の党会合で次期代表を選出する日程を協議する方向。関係者が28日、明らかにした。 石井氏は同日の記者会見で、自身の進退に関し「議員でなくなれば、代表を続けるのは困難が伴う」と言及。埼玉14区で再起を図る意向も示した。自民党の派閥裏金事件について「公明は全く関係なかったが、与党はひとくくりにみなされた」と述べ、逆風が公明にも及んだとの認識を表明。公明は公示前の32から24まで議席を減らした。