アンジュルム・佐々木莉佳子「自然と涙が出る感じだった」 リリースイベントで卒業ソングへの思いを語る
ハロー!プロジェクトのアンジュルムが、6月12日に東京・池袋のサンシャインシティ噴水広場で34thシングル「美々たる一撃/うわさのナルシー/THANK YOU, HELLO GOOD BYE」の発売を記念したミニライブ&お見送り会イベントを開催した。 【写真】アンジュルム・佐々木莉佳子、卒業を目前に控え笑顔でパフォーマンス ■佐々木莉佳子、卒業を前に心境を語る「最高な時間を作るために集中しています」 イベント直前のインタビューでは卒業を目前に控えた佐々木莉佳子が、6月19日(水)に神奈川・横浜アリーナで開催される卒業公演『ANGERME CONCERT 2024 SECRET SECRET 佐々木莉佳子 FINAL「愛情の世界へ、君もおいでよ」』について、現在の心境をコメント。「アンジュルムが横浜アリーナに立つのは2度目ということで、今後につながるようなライブを作れたらいいなと思っていて。(卒業という大きな節目だが)今は本当に最高な時間を作るために集中しています」と語った。 今回の公演の見どころについては、サブリーダーの川村文乃が「佐々木さんがとても輝いている」と断言。佐々木が考えたセットリストでパフォーマンスが行われるといい、「佐々木さんのこだわりが詰まった曲順になっているので、一曲一曲、楽しんでいただけるんじゃないかなと思います」と、注目ポイントを解説した。 最新シングルには3曲が収録されているが、そのうちの「THANK YOU, HELLO GOOD BYE」は、佐々木のデビューシングル「大器晩成」を手がけた中島卓偉が作詞・作曲を担当している。卒業ソングを縁の深い中島が担当することについては、佐々木が「曲を聴いて、自然と涙が出る感じだった」と語った。続けて、「活動のときに抱く想いみたいなものが、すごく素敵なメロディーに乗せられていて」、「レコーディングのときは、感情を入れすぎると泣いてしまいそうだったので、いい意味で無の心境で臨みました」とレコーディング秘話を明かした。 6月12日夜9時に公開したの同楽曲のミュージックビデオは、メンバーが写真を撮影し合うというシチュエーションの中、モデルとしても活躍する佐々木は6種類の衣装を披露している。衣装はアンジュルムの各メンバーの意見が反映されており、川村は「メンバーが見たい佐々木さんの姿が詰まっています」と笑顔で語った。 ■ツアーで手ごたえを感じた後藤花「余裕ができて、ダンスも踊れるようになってきた」 また、5月に加入1周年を迎えた下井谷幸穂と後藤花は、4月から全国各地を回った春ツアー『アンジュルム concert tour 2024 spring Secret secret』でステージでのパフォーマンスに手応えを得られた様子。下井谷は「今回のツアーは歌を目標に掲げていて」と話し、「発声練習をしたり、歌詞の意味を考えたりして、感情が表情に出せるようになってきた」とコメント。後藤も「春ツアーから余裕ができて、ダンスも踊れるようになってきた」と成長ポイントを挙げた。 その後行われたミニライブでは、メンバーがステージに登場した途端、会場中のファンから歓声が沸き起こる。そして、まずは最新シングルから「美々たる一撃」をパフォーマンス。ドラマチックなサウンドの中で凛とした女性像を歌う11人のメンバーの姿に、ファンは釘付けに。続けて最新シングルから「うわさのナルシー」、前作シングルの「RED LINE」、ライブ定番曲の「46 億年LOVE」を披露し、ファンの歓声も相まって大盛り上がりのステージとなった。 その後のMCでは、松本わかなが「アンジュルムのカッコよさと美しさ、愛を感じる3曲になっています!」と最新シングルの特徴をファンに向けてアピール。佐々木は「THANK YOU, HELLO GOOD BYE」について、「中島さんの曲で卒業できることが本当にうれしい」と語り、さらに「歌詞をじっくり読んで聴いていただけたら」とコメント。その後は同楽曲のパフォーマンスへと移った。11人はミニライブの最後に、優しげなメロディーの中で力強く、元気づけられるような歌声を響かせ、感動的な空間を作り出してステージを終えた。