苦情・要望1,800件以上…桜の名所・弘前公園が倒木などで大部分“立ち入り禁止”に 1月の観測史上最大積雪も観測した青森県弘前市
RAB青森放送
1月の積雪が観測史上最高の115センチを記録した弘前市では弘前公園の倒木など雪による被害が数多く発生しており、苦情や要望も1,800件以上寄せられています。 弘前市は豪雪対策本部会議を開き、各部が雪の被害状況を報告しました。 弘前公園ではおとといまでにマツや桜の倒木が17本、枝折れは多数確認されています。 園内は大部分のエリアが立ち入り禁止となっています。 雪に関する市民からの苦情や要望は今シーズン1,835件寄せられ、このうち年末年始がおよそ半分を占めています。 市は道路の幅を広げる除雪を行っていますがダンプカーなどの機材やオペレーターなどの人員が不足しているため遅れが出ており、市が市民も助け合って除排雪をしてほしいと呼びかけています。 ★弘前市 櫻田宏市長 「まだまだ大雪の対策が取れない部分がありますが、これからも拡幅除雪や排雪にしっかりと取り組んでいきたいと思います」 雪下ろしは安全対策をとって2人以上で行うよう呼びかけています。