「30代はわかりやすいダメ子でした」アン ミカ、お互い第一印象が悪かった夫と40歳で結婚して13年目の今
子どもの頃は貧困生活を過ごしたと語るアン ミカさん。モデル、タレントとして活躍する中で金銭感覚の変化や結婚、年齢を重ねた強みについて聞きました。(全5回中の4回) 【画像】「初めて見ました」アン ミカさんご夫婦の結婚式の貴重なお写真「ドレスはもちろん、和装も似合う!」(全12枚)
■お金の使い方が変わっていって ── 子どもの頃は家庭の経済状況が苦しかった時期もあったそうですが、中学生のときにモデル事務所の門をたたき、のちにモデル、タレントとしても活躍されていくと 金銭感覚やお金の使い方は変わりましたか? アン ミカさん:変わりましたね。私ケチらないんです。細々と計画性を持って使うというより、誰かの「おめでとう」に使うんです。子どもの頃、お金が無くてできないことがたくさんあって、たとえば友達のお誕生日会。友達に呼ばれてもプレゼントを買うことができなかった。自分だけ手作りのクッキーを渡すのが嫌だった。そうしたコンプレックスが根本にあって、大人になって友達にプレゼントするときに、すごく高価なものをあげてしまうから、相手からドン引きされちゃうんですね。相手にも高価すぎるものを渡すとお返ししなきゃって気をつかわせるので、今は関係性を見極めて渡していますが。
── 誰かのお芝居やコンサートでお花を出すときも、アン ミカさんなりの考えがあるそうですね。 アン ミカさん:お花代も2、3万かかるし、行った方が安くつくよっていう人もいますが、行っても行けなくても、お花を贈ることが多いですね。私が送ったお花を誰かが見て、「あ、ミカさんこの人と繋がってたんだ」って思ってもらえて、誰かが一人も多くこのお芝居を観に行きたい!と思ってもらえたら嬉しいので、そこにお金の出し惜しみはしません。
あと、幼少期や苦労していた時代は、何かのパーティに呼ばれてもお金がなくて行けなかったとか、身なりをちゃんとしていなくて呼ばれなかったこともありました。そこは三つ子の魂100までなのかな。TPOに合わせて身なりをちゃんとしたいというのは誰よりもありますね。何かの収録でホテルに行くときも、ホテルの出入り口から誰かに見られているから、そこからちゃんとしていたい。襟のある服を着て、ヒールの靴を履いて正面から入って、道中も綺麗でいたい。その思いは人一倍あります。
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