台湾排除は「世界に大きな損失」 カリブ海の首相、支持訴え
【台北共同】台湾と外交関係のあるカリブ海の島国セントクリストファー・ネビスのドリュー首相が10日までに台北で共同通信などのインタビューに応じた。国際組織の活動からの台湾排除は「世界にとって大きな損失」だと主張。世界保健機関(WHO)総会への台湾のオブザーバー参加などを阻止している中国を念頭に、台湾への支持を訴えた。 ドリュー氏は、台湾はITやクリーンエネルギーなどさまざまな分野で成功を収め「世界が直面している諸問題を解決している」と強調した。 セントクリストファー・ネビスは英連邦に加盟。人口は約4万7千人で、観光業を主要産業にしている。