中学受験ママが大後悔!「小学校低学年」のうちにでやっておけばよかった“算数ドリル”とは?
じっくり考える問題にも取り組む
中学受験勉強をしていく中で「パッと見てよくわからない問題も、自分で手を動かして試行錯誤して考えてみる」という姿勢をもてるかどうか?というのは、娘の場合、ハイレベルな授業であっても算数嫌いにならずに学習を続けられている理由かなと思っています。 そういう意味で言うと、単純な計算問題にプラスしてお楽しみの範囲でいわゆる「思考系」「中学受験対策系」と呼ばれるドリルをやっておくというのも、効果的だったのかなと思います。 左: 算数ラボシリーズ(好学出版) 個人的に、思考系の王道だと思えるドリル。「考える力を伸ばす」ことに特化して作られていて、算数・数学思考力検定で使用された問題が厳選して出題されています。10級(小1、2)~6級(小6)まで5冊出版されています。中学受験に関係なく、誰にでもオススメできます。 中: トップクラスシリーズ (文理) 一筋縄ではいかない、頭を使う問題が並んでいます。中学受験対策系ドリルで1番好きな問題集。 右: サイパーシリーズ(認知工学) 単元別になっていて、弱点補強がしやすいです。素因数パズルは特に分数の下準備におすすめです。 先取りは必要か? 奨学社のハイレベは算数の先取りのために親が読んでいました。 その上で、例えば、単位なら、1mL、1dL、1Lをキッチンで実際にはかってみたり、分数なら、ラーニングリソーシーズの教材を使って遊んだりして実体験として体感させていました。その上で、基本問題だけ解いて活用していました。 ただこれは小学校の先取りにもなってしまい、ともすると「授業が楽しくない」と言う状況になる危険性もあるのでお子さんのタイプによっては避けた方がいいと思います。 今回は、小学6年生の受験生に伴走する中学受験生ママである私が「低学年の時にやっておけばよかった~!やっててよかった~!」と思うドリル算数編を纏めました。 次回は漢字学習についてまとめたいと思います。
【Profile】えり先生(@tokyo_montessori_at_home)
小6女子、小3男子の2児の母。神戸大学卒業後、2008年リクルート入社。当時まだ珍しかった育休後のフルタイム復帰、リモートワークのフィジビリにも参加。仕事と家事育児の両立の途を率先垂範する。2018年同社退社後、日本モンテッソーリ教育綜合研究所にてモンテッソーリ教師の資格を取得。2020年モンテッソーリ教具の定期レンタルおよびオンラインサポートサービス「ビブリオテーカ」を開業、累計100家庭以上にサービスを提供。小6の娘が都内で中学受験予定。
with online