大学無償化の「所得制限」が撤廃に? でも子どもが「2人以下」の人には関係ないって本当? 注意点についても解説
大学費用の平均は149万9000円!
大学在学費用の平均は年間で149万9000円です。国公立大学は103万5000円、私立大学の文系は152万円、私立大学の理系は183万2000円となっています。大学無償化制度を利用できない場合はこのような大きな金額を準備しなければいけません。貯金を取り崩す、返済の必要がある貸与奨学金や国の教育ローンの利用も検討することになるでしょう。
これからも少子化対策について注視していきましょう
2025年度から大学無償化制度は大きく変わり、現行の制度よりも多くの世帯で利用できるようになります。しかし、「扶養している子どもが3人未満の世帯」では、住民税非課税世帯やそれに準ずる世帯でなければ利用できないので、まだまだ効果的ではないのが現状です。 今後もさらに所得制限が緩められる可能性もあるので、これからも少子化対策について注視していきましょう。 出典 文部科学省 2020年4月から新しい給付奨学金・授業料等減免制度がスタート! 内閣官房 こども未来戦略方針の具体化に向けた検討について 日本政策金融公庫 令和3年度「教育費負担の実態調査結果」 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部