福井商業が優勝、17年ぶり2回目 PK戦の末に丸岡を下す 全国高校サッカー選手権県大会決勝
全国高校サッカー選手権県大会は3日、坂井市のテクノポート福井スタジアムで決勝が行われ、福井商業がPK戦の末に丸岡を破って17年ぶり2回目の優勝を決めました。 決勝は去年と同じカードとなり、7連覇を目指す王者・丸岡と、リベンジを誓う福井商業が対戦しました。 試合は前半9分、福井商業が佐藤のゴールで先制すると、前半24分にも再び佐藤が決めて、点差を2点に広げます。2点を追う展開となった丸岡は前半26分、小関のシュートで1点差に詰め寄ると、前半37分に西村のゴールで同点に追いつき、前半を折り返します。 互いに決め手を欠き、同点のまま迎えた後半32分。丸岡は西村のこの日2点目となるゴールで勝ち越します。しかし、粘る福井商業は後半アディショナルタイム。途中出場の1年生・近藤風雅がゴールを決め、土壇場で同点に追いつき、試合は延長戦に突入します。 延長戦では互いに一歩も譲らず、勝負の行方はPK戦にもつれ込みました。福井商業はこの試合再三の好セーブを見せていたゴールキーパー谷口が、後攻の丸岡の1本目のシュートを止めてみせます。その後、互いに4本目を外して迎えた5本目。福井商業はキャプテン谷田のシュートがゴールネットを揺らし、17年ぶり2回目の優勝を決めました。 <試合結果> 丸岡 2 前半 2 福井商業 1 後半 1 0延長前半0 0延長後半0 2 PK 4