まるで「セクシーな芸術作品」!?2025年ゴールデングローブ賞、セレブたちの美しすぎるドレス姿をチェック!
*この記事は、フランスの新聞社「Le Figaro」グループが発行する「madame.lefigaro.fr」で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。 【写真】2025年ゴールデングローブ賞のレッドカーペットに登場したスターたち! 1月5日、ビバリーヒルズで華やかなレッドカーペットが展開され、ドレスアップしたゲストたちが集まった。今年最初のレッドカーペットイベントでは、豪華なガラドレスやエレガントなスモーキングスーツ姿が注目の的に。その洗練されたスタイルを、写真で振り返る。 ついにこの時がやってきた――授賞式シーズンが公式に幕を開けた。1月5日(日)、ビバリーヒルズのヒルトンホテルで開催された第82回ゴールデングローブ賞授賞式には、ハリウッドの名だたるスターたちが華やかに集結した。今年も映画界の頂点を称える壮大な夜となった。そして毎年のように、セレブたちは「レッドカーペットファッション」で圧倒的な存在感を放ち、その装いで観客を魅了した。 ゴールデングローブ賞では、細部へのこだわりが普段以上に求められる。このことを完璧に理解していたデミ・ムーアは、フォトコールに登場した瞬間から注目を集めた。彼女はジョルジオ・アルマーニ・プリヴェの見事なゴールドのドレスを身にまとい、圧倒的な存在感を放った。この夜、彼女はキャリアで初めて、映画『サブスタンス』での演技により、ゴールデングローブ賞の「最優秀女優賞」を受賞した。彼女にとってこれほどまでに名誉ある賞を受け取るのは初めてのことであり、彼女の特別な瞬間にふさわしい装いだった。
虹色のドレス
この華やかな集まりの中で、ファッションも大いに注目を集め、いくつかのドレスはまるで写真を撮るためにあらゆる角度で見せられることを意図した芸術作品のようだった。記憶に残るのは、アニャ・テイラー=ジョイが着たティファニーのジュエリーを添えたシャンパンローズカラーのディオールのヴィンアニャドレス、セレーナ・ゴメスの1950年代風のベビーブルーのドレス、ケイト・ブランシェットのルイ・ヴィトンのゴールドのドレス、エマ・ストーンの情熱的な赤いドレス、ニコール・キッドマンのバレンシアガの輝くシルバーのドレス、そしてゼンデイヤの彫刻的な琥珀色のルイ・ヴィトンのドレスで、レッドカーペットで常に目を引く存在だ。 男性たちにも個性が見られた。クラシックなタキシードから離れ、少し手が加えられたアイテムや、単に遊び心を取り入れる男性が増えている。例えば、ティモシー・シャラメはトム・フォードの清潔感ありつつリラックスしたセットアップで登場。光沢感のある白いシャツと、スカーフのように結ばれた青いネクタイが特徴的だった。さらに、エディ・レッドメインはアレッサンドロ・ミケーレによるヴィンテージ感漂うヴァレンティノのチェック柄のスーツを着こなしていた。エレガンス、シンプルさ、そして自信が融合したこの1月の見逃せないイベントは、特にセレブだけが着こなすことのできる非常にユニークなファッションスタイルが再び注目を集めるきっかけとなった。あなたならそのスタイルを何と呼ぶ? text: Augustin Bougro (madame.lefigaro.fr)
translation: Hanae Yamaguchi