【ボクシング】世界上位ランカーのパートナーも驚嘆「パンチも強い。スピードもある」那須川天心
無敗の格闘家でプロボクシングWBA世界バンタム級7位の那須川天心(25=帝拳)が、同級4位ジョナサン・ロドリゲス(25=米国)との10回戦(7月20日、東京・両国国技館)を控えた4日、都内の所属ジムでスパーリングを公開。 【写真】メキシコのメディナ(左)とのスパーリングを公開した那須川天心 同級WBO3位、IBF4位のクリスチャン・メディナ(24=メキシコ)を、変幻自在の攻撃で圧倒した。 スパーリングを終えたメディナは「すごいボクサーでパンチも強い。スピードもある。足の運びがすごい。(試合は)いい結果になると思う」と絶賛した。 23年8月に現IBF世界バンタム級王者の西田凌佑(六島)と挑戦者決定戦で対戦し、僅差の判定負けに終わったものの最後まで打ち合った実力者。6月からの那須川とのスパーリングは約30ラウンド。「最初はパンチを当てるのは難しくなかったが、今はかなり難しい。成長している」と、短期間での那須川の進化に驚いていた。【首藤正徳】