【和菓子に恋して】これお菓子!? かわいすぎると話題の「金澤文鳥」をお取り寄せ/金沢老舗の逸品
黒い顔の文鳥を開くと、紅茶の香り? そう、こちらは「加賀紅茶味」。まろやかな加賀紅茶の甘味を上品な餡に合わせています。紅茶の風味と香りがたち、中にはイチジクやクランベリーなどのドライフルーツがごろごろ。甘さと酸味が合わさった味と食感も楽しい洋風羊羹です。 お茶にはもちろん、お酒のお供にもぴったり。ワインと一緒に味わったら、奥深い味わいがしみじみと広がりました。これは羊羹に馴染みがない、若い人も好きな味! 茶色い顔の文鳥は「加賀棒茶味」。餡の甘さと加賀棒茶の渋みが絶妙にマッチ! ピスタチオやアーモンドが入っていて、香ばしく、ザクザクとした食感に、羊羹のまったり感が合うんです。 白い文鳥はなんと、「白い珈琲味」。コーヒーの香りと風味がふわりと広がる羊羹に、大粒の能登大納言小豆を蜜漬けした「かのこ豆」を合わせています。ホクホクとした小豆の甘さに、コーヒーの風味がすごく合う!
羊羹で金沢の味覚をたっぷりと
金沢の伝統的な素材を使った「金澤文鳥」。愛らしく、驚きのある香りと風味、なのに昔ながらの羊羹のおいしさもある、本当に新しい羊羹でした。あまりに可愛いのでお友達や母へのプレゼントにしたら大喜び。また文鳥、たくさん飼っちゃおうかな。 ●DATA 『清香室町』の金澤文鳥
撮影・文◎まみくま