塩素系の薬品に水が混入して発煙か 越前市の湯楽里で利用客搬送 管理体制に問題
越前市の温浴施設で煙が発生して利用客が病院に搬送された問題で、煙は保管していた塩素系の薬品に少量の水が混入したことで発生したとみられます。 この問題は、4日に越前市白崎町の温浴施設「しきぶ温泉湯楽里」で、脱衣所の隣にある倉庫から刺激臭のある煙が発生し、体調不良を訴えた利用客のうち3人が病院に搬送されたものです。 警察によりますと、倉庫に保管してあった塩素系の薬品が入った容器に、少量の水分が混入したことが煙が出た原因ということです。 脱衣所などから蒸気が流れ込んだとみられ、容器の蓋は本来閉めてあるはずですが、開いたままになっていたということです。 この問題を受けて、7日も日帰り入浴の中止を決めていて、営業再開の時期は未定です。