ジャンウォンが谷川のボディに蹴り込む

K-1実行委員会『K-1 WORLD GP 2024』 2024年10月5日（土）エディオンアリーナ大阪 【フォト】谷川、吹っ飛ばされダウン！ローキックの応酬も ▼第15試合/K-1 WORLD GP 2024 無差別級アジア予選/3分3R・延長1R ●谷川聖哉（日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST） 判定0-3 ※28-30×2、27-30 〇クォン・ジャンウォン（韓国/Cheonghak Muaythai Gym） 　谷川は、K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント準優勝者。国内ではエース級の強さを誇り、K-JeeやAKIRA Jrなどに勝利を収める。今年8月のKrushではRUIを右バックブローで沈めている。 　対するジャンウォンは、総合格闘家・秋山成勲がK-1 KOREAから送り込む128kgの怪物ファイター。ローからミドルキック、そしてパンチからヒザ蹴りと流れるようなコンビネーションを得意とするテクニシャン。24年3月の安藤優介戦では、右のパンチを合わせて1R KO勝ちを収めている。 　1R、ジャンウォンはどんどん前に出て、圧をかける。谷川はハイキック、前蹴りと蹴り中心の攻め。両者のパンチが交錯し、ジャンウォンの右ストレートがクリーンヒット。谷川が吹っ飛ばされてダウンを喫する。谷川は右カーフキックを蹴ってはサークリングする。 　2R、谷川は一転、右ローを多用する。近距離でパンチが交錯したタイミングで、谷川の頭がジャンウォンの顔面に当たってしまい、バッティング。再開後、ジャンウォンも右ローを強打。両者とも、度々ホールディングを繰り返して、攻防が続かず、警告が与えられる。 　3R、両者とも右ローの応酬、近距離で随所で両者のパンチが当たる。谷川は体重を乗せた右ロー、ハイキックも見せる。近距離ではジャンウォンが組んでしまう。谷川の左フックがややジャンウォンを捉えるが、ワンツーとパンチを出す。両者とも、ホールディングを繰り返してしまい、警告が与えられた。 　ジャッジは3者ともジャンウォンを支持、判定勝ちを収めた。ジャンウォンは、12月14日（土）東京・国立代々木競技場第一体育館で開催される『K-1 WORLD GP 2024』決勝ラウンドに進出する。