日本に大敗インドネシアのシン・テヨンに解任の噂 後任候補には元ユナイテッドのアシスタントコーチを含む3人のオランダ人を選定か
0-4で日本に大敗
2026年ワールドカップ・北中米大会アジア3次予選(最終予選)が14日と15日に行われ、C組の日本はアウェイでインドネシアと対戦し4-0と快勝した。 [動画]最終予選ここまでの日本代表の試合をプレイバック 現在ここまで勝利がないインドネシア。今回の日本に大敗したこともあってか代表監督を務める韓国人のシン・テヨン監督への批判が高まっているようだ。母国メディア『RADAR SITUBOND』は「インドネシア代表が負けたことにより、シン・テヨンを更迭すべきだという意見がSNSなどで出ている」と報道。X(旧Twitter)には「STY OUT」(シン・テヨンアウト)というハッシュタグが埋め尽くされ、「インドネシアの帰化選手たちを扱えるコーチを探す時が来た」、「オランダからコーチを呼べ!」などといったコメントも見られた。 そんな解任の噂もある中、『BOLA』はシン・テヨンが解任された場合の3人の後任候補を紹介。1人目に先日までマンチェスター・ユナイテッドの暫定監督を務めていたルート・ファン・ニステルローイ氏、2人目は2021年までオランダ代表を率いていたフランク・デ・ブール氏、そして3人目には昨シーズンまでユナイテッドのアシスタントコーチを務めていたミッチェル・ファン・デル・ガーグ氏のオランダ国籍の3人をリストアップ。オランダの帰化選手が多いことから、オランダに所縁があり、手腕があり、かつ現在フリーであるこの3人に着目しているという。 インドネシアはここまで3分2敗の勝ち点3でグループ最下位。序盤にサウジアラビア、オーストラリアを相手に引き分けに持ち込めたのは良かったが、そこからは結果を残せず。第3戦目のバーレーン戦では2-1とリードしており初勝利も見えていた中で、試合終了間際に土壇場で同点ゴールを許してしまい痛恨の引き分け。第4戦目は中国に2-1で敗れ今予選初黒星を挙げ、今回の日本戦で連敗となった。インドネシアは次にサウジアラビアとホームで対戦するが、この試合でもし敗れた場合、たとえ内容が良くてもこの韓国人指揮官は解雇される可能性があるという。果たしてこのグループCで3人目の監督交代となってしまうのか。
構成/ザ・ワールド編集部