【MLB】ロイヤルズが完封勝ちで80勝到達 ルーゴは7回3安打無失点でメジャートップに並ぶ16勝目
【ロイヤルズ5-0ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム
日本時間9月11日、ロイヤルズは敵地ヤンキー・スタジアムでのヤンキース3連戦の2戦目を迎え、5対0で快勝。2017年以来7年ぶりとなるシーズン80勝に到達し、3連戦の対戦成績は2戦目を終えて1勝1敗となった。ロイヤルズ先発のセス・ルーゴは7回105球を投げて被安打3、奪三振10、与四球0、失点0の快投でメジャートップに並ぶ16勝目(8敗、防御率2.94)をマーク。ヤンキース先発のマーカス・ストローマンは6回途中7安打3失点で8敗目(10勝)を喫した。 【動画】ロイヤルズのサルバドール・ペレスが今季100打点到達のタイムリーを放つ ロイヤルズは初回一死1・2塁のチャンスを生かせなかったが、3回表一死2塁からボビー・ウィットJr.とサルバドール・ペレスの連続タイムリーで2点を先制。この時点で2人揃って今季99打点となった。5回表にはペレスが2打席連続タイムリーを放ち、3年ぶり2度目となるシーズン100打点に到達。先発のルーゴが好投を続けるなか、7回表にトミー・ファムの9号ソロ、8回表にマイケル・ガルシアの犠飛で1点ずつを追加し、3連戦の2戦目は5対0で快勝した。 ペレスがシーズン100打点を達成するのは、キャリアハイの121打点でタイトルを獲得した2021年以来3年ぶり。今季は一塁手としての出場も増えているペレスだが、34歳以上の捕手がシーズン100打点を達成するのは、1985年のカールトン・フィスク(107打点)、1996年のテリー・スタインバック(100打点)に次いで史上3人目の快挙である。また、先発のルーゴはタリック・スクーバル(タイガース)とクリス・セール(ブレーブス)に並んでメジャートップとなる16勝目をマーク。ロイヤルズが9年ぶりのプレーオフ進出に向け、快進撃を続けている。