【レポート】NORD(ノール)演劇『トムとディックとハリー』公開ゲネプロ&囲み取材で会場が笑いの渦に
■『トムとディックとハリー』は、10月14日までジョブキタ北八劇場にて上演中! 北海道を拠点に活動の幅を広げるボーイズユニットNORD(ノール)の、海外戯曲初挑戦となる第2回演劇公演『トムとディックとハリー』が10月4日、北海道札幌市のジョブキタ北八劇場にて開幕。10月3日には、ファンクラブ会員限定の特別公演となった公開ゲネプロと囲み取材が行われ、会場は終始笑いの渦に包まれた。 【画像】NORD最新ビジュアルや公開ゲネの様子 2023年6月以来、NORDが次の上演作品に選んだのは、イギリスが生んだ笑劇王レイ・クーニーと、息子で同じく喜劇の名手マイケル・クーニーが共作した傑作喜劇。念願の養子を迎えるため面接官の到着を待っているトムとリンダ夫妻の元に、トムの弟であるディックとハリーがやってくるが、ふたりの良かれと思っての行動で次から次へと騒動が巻き起こる。トムは問題解決に奔走するが、事態はどんどん泥沼化していくというストーリー。NORDメンバーと強力な客演陣、総勢9名が舞台を所狭しと走り回る、抱腹絶倒のドタバタワンシチュエーションコメディだ。 公開ゲネプロ後には、観客がいるなかで地元メディアによる囲み取材を実施。今回の配役について話が及ぶと、トムの妻リンダ役は舟木健の立候補であり、街行く女性や外国人観光客の所作を観察したり足のムダ毛を処理したりするなど、役作りのためのエピソードが語られ、ゲネプロでの演技を目の当たりにした場内からは感心や納得の声が漏れた。 また、3兄弟を演じた島太星、瀧原光、安保卓城も、いつものメンバー間とは異なる役回りや、NORDとして初めて海外戯曲のコメディに挑戦することの難しさや楽しさについて触れ、演出の納谷真大、キャストの面々と試行錯誤しながら作品づくりに取り組んだことや、舞台に立つ喜びについて想いを伝えた。前作『Error』から1年半。タレントとしても舞台俳優としても進化の渦中にある4人の挑戦の姿を大いに堪能できる作品となった。 NORD第2回演劇公演『トムとディックとハリー』は、10月14日までジョブキタ北八劇場にて上演。チケットはローソンチケットにて発売中だ。 また、12月15日には、Zepp Sapporoでのワンマンライブ『NORD LIVE 2024 ~Zeppでノル締め!ダダダダ大忘年会』の開催も決定している。詳しくはオフィシャルサイトをチェックしよう。 PHOTO BY 坂井亨輔 舞台情報 NORD第2回演劇公演『トムとディックとハリー』 10/03(木)~10/14(月・祝)北海道・ジョブキタ北八劇場 ※10/07(月)は休演日 原作:レイ・クーニー/マイケル・クーニー 翻訳:小田島恒志 出演:NORD(舟木健 安保卓城 島太星 瀧原光) 五十嵐みのり 大田黒ヒロタカ(36号線) 大橋千絵 箕輪直人 山野久治 演出:納谷真大
THE FIRST TIMES編集部