アメリカ人が「日本の卵焼き」を食べて大感動…思わず放った「感激のことば」
初めて訪れた日本の印象は「子どもまでおしゃれ」。
この動画の中でMomokaさんのインタビューを受けたのは、アメリカ・ミネソタ州出身のハンナさんとアレックスさん。日本へは旅行で訪れ、前日に到着したばかりだそう。ハンナさんは3回目の来日だが、アレックスさんは今回が初めてだという。 お店に入り、まずは飲み物から選ぶ。甘いお酒が好きだというふたりにMomokaさんは梅酒を勧める。梅酒は数えきれないほど種類があり、味や度数も違うと説明し、注文したのは「鳳凰美田(ほうおうびでん)」の梅酒。アレックスさんはアメリカで梅酒を飲んだことがあるそう。「アメリカで飲んだ梅酒の何倍もおいしい!」と驚きの表情。 料理が運ばれてくるまで、Momokaさんはハンナさんに「なぜ何回も日本へ?」と尋ねると、ハンナさんは「日本食を求めて。日本食は絶対的存在」と答える。一方、アレックスさんは日本食初心者で、ほとんど知らないそう。 Momokaさんが「初めての日本はどう?」と尋ねると、「日本ってゴミが落ちてない」、「公共のトイレなのに清潔」と、街がきれいなところに触れた。しかし、「手をふくためのペーパータオルがなくてびっくり」とアレックスさん。Momokaさんが「だから日本ではハンカチが必需品なの」と言うと、アレックスさんはまさに「今日、ハンカチを買いました」と笑いながら見せてくれた。 また、アレックスさんは印象的な点としてファッションも挙げた。「日本人って信じられないほどみんなおしゃれに服を着こなしてる!」と言い、彼女自身はこの旅行のために服を新調したのだと語る。「日本は子どもでさえめちゃくちゃおしゃれでビビる」、「子どものファッションも最先端で侮れない」とハンナさん。
お弁当の定番「卵焼き」に「おにぎり」を味わう
ハンナさんは以前1年ほど留学生として奈良に滞在したことがあり、その時に日本が大好きになったという。1年日本にいればある程度の日本食は食べてきたと思われるが、今回食べてもらう食べ物はどうだろうか。Momokaさんが注文したのは、秋の味覚「栗」だ。初めて食べる栗に、「お祭りの味がする」とアレックスさん。しっとりした食感が好評だ。 次はだし巻き卵。生粋のオタクだというアレックスさんは卵焼きの姿を見て「お弁当の?」とすぐ思い至ったようだ。「口の中でとろけちゃった」、「超やわらかくてジューシー」、「スクランブルエッグの何倍もうまい」とこちらも好評。大根おろしと一緒にもう一度食べて、その組み合わせのすばらしさにまたアレックスさんは「こんなに合うの? 日本食ってこんなにおいしいのか、こんな味だったなんて知らなかった」と何度も驚く。 次も馴染みがなさそうな食材「銀杏」だ。銀杏の独特な食感に「タピオカみたい」などと表現し、アレックスさんは「ヨーグルトに入れたい」と、日本人は思ってもみないような発想をする。その後は和牛も堪能すると、たらこと梅のおにぎり、そして一緒に味噌汁も味わう。 特別感のないメニューだが、アレックスさんはインスタントタイプの味噌汁しか食べたことがないそうで、一口飲んで「おいしすぎる、何この優しい味」と感嘆の声をもらし、おにぎりの具材もどちらも気に入ったようで、あっという間に完食してくれた。ハンナさんも「コンビニのおにぎりよりおいしい」とうなずく。最後に和牛の肉じゃがを味わって、満足感のある食事を終えた。 今回動画の中で取り上げられた料理は特別高級なものではない。和牛はともかく、卵焼きやおにぎり、味噌汁は家庭料理としてもありふれたメニューだ。そんなふつうのメニューを食べるふたりの反応は、私たちから見るととても新鮮だ。 コメント欄では、「メガネの子(アレックスさん)のリアクションは本当に美味しいってのが伝わってきますね。見てるこっちも嬉しくなりますよ」、「メガネのお姉さんの反応良すぎて、めっちゃ笑ってもうた」、「食レポの表現が独創的で秀逸」、「感情表現豊かで観てて笑顔になる」など、ふたりの反応のよさ、食レポの表現のおもしろさに注目したコメントが目立った。 あまりに幸せそうに食べるふたりの姿にほっこりと和んだ視聴者も多かったようだ。
フリート編集部