ロータスエスプリが、マスタングマッハ1が…007研究家のトークショーにボンドカー登場、ファンは興味津々
鹿児島総合卸商業団地協同組合は14日、鹿児島市のオロシティーホールで、映画007シリーズの研究家村井慎一さん(59)=東京都=のトークショーを開いた。村井さんは県内で撮影された「007は二度死ぬ」のシーンを解説し、「世界にファンがいる映画のロケ地になったことを誇ってほしい」と呼びかけた。 【写真】007シリーズの魅力を語る村井慎一さん(右)=鹿児島市のオロシティーホール
ホール中庭には、県内の所有者に協力をもらってボンドカーの同型車3台が並んだ。村井さんやファンらが持ち寄った映画のポスターやジオラマ、雑誌などの展示会もあり、来場者は興味深げに見入った。 同型車の「BMW Z3」で登場した村井さんは、県内ロケ地を紹介しながら撮影こぼれ話を披露。ロケがあった同市の重富荘近くで出演者の出入りを見守った経験を持つ同市上之園町の会社役員川崎眞俊さん(82)は「映画の作られ方を知ることができた。作品を改めて見たい」と声を弾ませていた。 トークショーは、ロケ地の南さつま市で昨年あった「007秋目サミット」で、組合の玉利佳久副理事長(62)と村井さんが知り合った縁で実現。展示会に使ったホール内のマルチテラス(97平方メートル)の利用促進イベントとして開いた。
南日本新聞 | 鹿児島