災害ごみ 速やかに搬出する体制強化
北陸朝日放送
県は大量に発生する能登半島地震の災害ごみを 速やかに搬出する体制を強化することを明らかにしました。 県議会環境農林建設委員会で 県は能登半島地震で発生した災害ごみの処理について報告しました。 現在ある災害ごみの仮置き場を19カ所から23カ所に増やすほか、 搬出体制を強化し順次、処理先へ送り込むことにします。 さらに2024年7月から始まったごみの海上輸送については これまで使ってきた飯田港、宇出津港、穴水港に加え、 12月10日からは新たに七尾港でも運用を開始しました。 輸送船も開始当初の1隻から3隻となりました。 また、公費解体については2025年10月に完了するプランを立てていましたが、 2025年1月にそれぞれの市や町と協議することとし、 1日も早く解体処理を済ませたいとしています。 委員からは、 「被災地での労働災害が増えているが、 作業工程も含め安全対策も新しいプラン作りが必要ではないか」 との意見が出ていました。