広島・大瀬良 2度目シート登板で9人に安打2本 カット以外の変化球を確認「何も問題ない大丈夫」
戦闘態勢は整った。昨秋に右肘を手術した広島・大瀬良大地投手(32)が7日、マツダスタジアムで行われたシート打撃に登板。打者9人と対戦して安打は2本にとどめるなど、上々の仕上がりを披露した。最速は144キロで「投げ終わって何も問題ないので大丈夫だと思う。あすの(患部の)反応を見て問題なければ次に進める」と状態は良好。今後は実戦で調整し開幕へ準備を進める。 【表】セ・パ8球団が開幕投手を公表 昨季日本一の阪神は青柳!由伸が抜けたオリックスは?未発表は4球団 2月27日以来、2度目のシート打撃。「カット(ボール)頼みになってしまう部分があるのでカーブやフォーク、ツーシームをいろんなカウントで使うことができれば幅も広がる。きょうはそこにチャレンジした」とテーマを挙げ、投球の軸となるカットボール以外の変化球の精度、感触を確かめた。カーブでレイノルズを遊ゴロに料理するなど、収穫もあった。 新井監督は「実戦で投げて、イニングを伸ばして問題なければ『そのままいくぞ!』という形で」と笑顔。今後はオープン戦の登板を3試合ほど予定しており、右腕は「結果や内容、しっかりみんなが納得してくれるものを出せるように頑張りたい」と気合を入れた。