サッカー日本代表の試合で起きたサポーターのピッチ乱入、中国メディアも怒り心頭!「敗北の原因」「彼がいなければ…」
サッカー日本代表は19日、FIFAワールドカップ(W杯)26・アジア最終(3次)予選の第6節で中国代表と対戦し、3-1で勝利を収めた。この試合で起きたサポーターのピッチ乱入事件について、中国メディア『SOHU』が現地時間20日に怒りとともに報じている。 【最新順位表】2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選 アジア最終予選の開幕戦で、中国を7-0と大差で破った日本。7失点と屈辱的な敗北のリベンジに燃える中国ホームに乗り込んだ試合は、1点失う場面はあったものの3-1で日本が完勝した。もっとも、残念ながらこの試合で注目されてしまったのは試合展開だけではなく現地サポーターのマナーに関してだ。 試合前の日本の国歌斉唱時に応援に駆けつけた現地のサポーターがブーイングを浴びせたり、レーザーポインターで妨害したりといった問題行動が見られた。また中国ファンがピッチに乱入して一時的に試合がストップするなど、応援に駆けつけた人々の熱量が間違った方向に発散されてしまう場面が目立ってしまっていた。 同メディアは、「中国代表の選手たちは強敵にもひるまず粘り強く戦う姿勢を見せた」と前置きした上で、「試合前半の(サポーターがピッチに乱入したこと)エピソードによって、敗北した代表チームは処罰を受けるだけではなく、多くのファンから怒りを買うことになった」と、ピッチに乱入したサポーターの件について言及。 そして、「すぐにピッチから連れ出されたものの、これにより試合は中断されてアディショナルタイムが5分にもなった。中国代表の2失点目は偶然にもアディショナルタイム5分に生まれている」と言葉を続け、「多くの中国サポーターは、代表チームを敗退させて処罰を受ける原因となったこのファンに対して怒りを表明している。彼のトラブルがなければ、2失点目となった日本代表のコーナーキックのチャンスもなかったかもしれない」と、ファンの愚行が敗北を招く失点を生んだと指摘していた。
フットボールチャンネル編集部