韓国の著名シェフに借金トラブル?…1000万円“踏み倒し”疑惑
【11月03日 KOREA WAVE】韓国のネットフリックス番組「黒白料理人」に出演したナギョンきのこ農場のイ・ヨンスク代表(69)に、知人から借りた1億ウォン(約1100万円)を14年間返済していない疑惑が浮上した。現地メディアが10月29日に報じた。 報道によると、イ・ヨンスク氏はシイタケ料理で知られる地元の名士。2010年4月ごろ、郷土料理店の開店を計画し、シイタケ生産の組合長だった知人から資金を借り入れた。 イ・ヨンスク氏はその際「政府支援事業の工場用地購入に使う」と明記した借用書を作成し、2011年4月を返済期限とした。しかし、その期日までに返済されなかった。 知人は2011年7月に死亡している。遺族は2012年に民事訴訟を起こし、裁判所は1億ウォンの返済を命じたもののイ・ヨンスク氏は資金難を理由に応じていない。 遺族はイ・ヨンスク氏が2014年の料理大会で獲得した賞金1億ウォンに注目し、2018年に財産差し押さえと徴収命令を申請した。現在、未返済額は利子を含めて3億ウォン(約3300万円)を超えるとされる。 イ・ヨンスク氏側の弁護士は「一部返済した」と述べているが、詳細な返済額は明らかにしていない。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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