シートレコード「家庭だんらんのうた」見つかる 昭和30年代に市が製作、家族の語らい呼びかける
また、2005年2月8日付の両丹日日新聞にも、「市製作のレコードがあった」の見出しで、同じレコードが見つかった記事を掲載しており、製作に携わった元市職員が、「子どもたちが加害者になる事件が多発していますが、子どもたちが健やかに育つためには温かい家庭が不可欠だということは、当時も今も変わっていないように思いますねえ」とコメントし、家族のコミュニケーションの大切さを説いている。 この歌について谷口教授と一緒に調べていた大槻正輝さん(71)は、「広報車がこの曲を流しながら回っていたことを覚えています。小学校でも歌った記憶があります。歌を聴いて、懐かしんだり、元気をもらったりしてもらえるとうれしい。当時歌った人や子どもたちにもぜひ聴いてほしい」と話していた。 谷口教授も「歌に関わりがあった人に聴いてもらい、当時の思い出を聞かせてもらえたら」と話している。 このレコードは、毎週火曜午後1時ごろ~2時ごろに新町商店街内の福知山公立大学まちかどキャンパス吹風舎で行う「レコードと珈琲まちかどCafe」か、毎月第1、3日曜の午前11時30分~午後1時30分に、同商店街内のご近所とつながるシェアハウスさつき荘で開く「レコードと珈琲道端(スナックのような)Cafe」で流す。