<WBC速報>侍Jが延長タイブレークでオランダとの死闘を制す
日本は5回、青木が声をかけてベンチ前で円陣を組む。坂本の中前打を足がかりに相手バッテリーのミスもあって二死三塁として「必死にくらいつきました」と小林(巨人)がセンター前へ。1点を勝ち越した。 4回から平野(オリックス)、5、6回と千賀(ソフトバンク)につなぎ7回は松井裕(楽天)。一死から四球を出したが、ボガーツのセンターへ抜ける打球を菊池が超ファインプレーで止めて封殺。二死一塁でバレンティンの打席で、ベンチは秋吉に(ヤクルト)にスイッチした。 秋吉は、カウント2-2から変化球で空振りの三振に打ち取り、バレンティンは苦笑いを浮かべた。 8回は宮西(日ハム)。しかし、連打を浴び無死一、二塁。スミスはバントを試みたが、ファウルになり、強行に変えてきたが、宮西はスイングアウトに。しかしリカルドを歩かせ満塁。ここで小久保監督は増井(日ハム)に交代。増井は期待に応え、三者残塁に終わらせた。 9回は、なんと則本(楽天)をストッパー起用。バレンティンの右前打などで一死一、三塁のピンチを背負い二死まで追い詰めたが、スクープに同点タイムリーをセンター前へ打たれ試合は延長戦へ。 試合は、延長11回から大会特別規定により無死一、二塁からスタートするタイブレークへと突入。日本は、途中出場の鈴木(広島)にバントで送らせ一死二、三塁として中田がレフト前へ2点タイムリー。 その裏、10回から続投した牧田(西武)がタイブレークから無失点に抑え8-6で逃げ切った。