「ミスター駅伝」の横溝三郎さん死去、84歳…中央大の箱根駅伝6連覇に貢献・東京国際大監督
東京国際大駅伝部監督の横溝三郎(よこみぞ・さぶろう)さんが14日、肝臓がんで死去した。84歳だった。
神奈川県出身。中大時代の1959~62年に4年連続箱根駅伝を走っていずれも総合優勝に導き、史上最長の6連覇(59~64年)に貢献した。64年東京五輪に3000メートル障害で出場。現役引退後は松下通信(現パナソニック)女子陸上部監督などを歴任し、「ミスター駅伝」としてテレビ解説でも活躍。2011年の東京国際大駅伝部創設とともに総監督に就任し、16年の箱根駅伝初出場に導いた。23年からは監督を務め、今年10月の箱根駅伝予選会で8位となり、2年ぶりの本大会出場を決めた。