全国に誇る「背脂ラーメン」が発展支えた地場産業…歴史を学ぶ企画展、産業史料館で開催中!
新潟県燕市を代表するグルメで、産業の隆盛とともに発展してきた背脂ラーメンの歴史をたどる企画展「燕のラーメン展」が、燕市産業史料館で開かれている。ラーメンにまつわる資料や、市内メーカーが手がけた道具類など約180点を紹介する。 【写真】燕の背脂ラーメン 市内では「燕背脂ラーメン シール祭り」が開催されており、その関連イベントとして企画した。 背脂ラーメンは昭和初期に誕生。産業の発展とともに改良が加えられていった結果、出前に適した形になっていき、高度成長期に職人たちの胃袋を満たした。 ラーメンを作ったり食べたりする道具は、市内で製造されるものも多い。湯切り用の「てぼ」や「そば揚げ」、ずんどう鍋やおたまといった厨房道具を紹介。箸やレンゲなど、食べるための道具も工夫が光る。 11月17日まで。月曜休館。