川口記念初日予選を１着ゴールで決めた森且行

　オートレーサーの森且行（５０）＝川口・２５期＝は２２日、埼玉県川口オートレースで開催中のＧ２「川口記念」初日・第７レース「予選」に出走。８車立ての７枠から鋭く飛び出すと、道中はスムーズに加速して４周回１、２コーナーで先頭へ。最後は松尾啓史が迫ってきたが、きっちり振り切って今年６度目の１着ゴールを決めた。 　大会初日から切れのある動きを披露し、ヘルメットを脱ぐとそこには会心の笑みしかなかった。「レース足はありますね！　タイムは（３秒）４２ぐらいの体感かな。えっ？３９４も出ているの？　へえ～、そうなんだ（うれしそうに）。タイヤも良かったから滑りがありませんでした。スタートも今節は大丈夫だと思います！」 　心地よい汗をぬぐっていると、２着に下した松尾が森のロッカーを訪れ、「おめでとうございます。もう負かす気、マンマンだったんですけれどね～」と脱帽モードで祝福されると、「いやあ、もっとちぎってやろうと思っていたけれど、最後は詰められちゃて、危なかったあ～」と互いに笑顔で健闘をたたえ合った＝写真２枚目＝ 　大会２日目は第１０Ｒ「二次予選Ａ」（午後７時２９分発走予定）へと駒を進める。「連勝ですか？　はいっ、頑張りたいですね～（意気揚々に）」。初戦からナイスランでした！　おめでとうございます。