ドジャースの35歳内野手が驚きの不敗神話「翔平が…」 安打で22戦全勝、得点で16戦全勝
◆米大リーグ ドジャース7―2エンゼルス(22日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム) 【動画】完璧!3試合連続の23号特大弾!! ドジャース・大谷翔平投手(29)が22日(日本時間23日)、本拠地・エンゼルス戦に「1番・指名打者」でフル出場し、2打席目に3試合連続弾となる23号2ランを放つなど、4打数1安打2打点だった。3戦連発は今季2度目で通算8度目。7試合連続安打で、自己最長を更新する7試合連続打点もマークした。打率は3割2分1厘で、本塁打と打率のリーグ「2冠」は守った。 ドジャースには怖いほど続いている「不敗神話」がある。開幕から、ミゲル・ロハス内野手(35)が打つと22戦全勝、得点すると16戦全勝と、圧巻の成績を残している。この試合では4打数2安打2得点。もちろんチームは勝って不敗神話は継続した。 本来は二遊間を中心にしたユーティリティー内野手で、ベンチスタートが多いベテランだ。ドジャースは一塁フリーマン、二塁ラックス、三塁マンシー、遊撃ベッツと本来は内野のレギュラーが固定され、複数ポジションを守ることが出来るテーラー、E・ヘルナンデス、ロハスが主力の休養日などで出場するというのが本来の形だった。 だが、今季はラックスの状態がなかなか上がらず、マンシーとベッツが故障で離脱。ロハスは主に遊撃で先発出場の機会が増えた。今季から遊撃へ本格的にコンバートしたベッツにたびたびアドバイスを送るベテランらしい一面もありながら、ここまで打率2割7分7厘、3本塁打、15打点とバットでも貢献し、「不敗神話」につながっている。 打てば勝つ。チームに流れを作っているベテランは「うちのチームにとっていいことなようなので、ヒットを打ちたい。攻撃がいいチームなので、打てば続いてくれる。ニューヨークから帰ってきてから続いている。(ベッツが抜けて)翔平が1番で頑張ってくれているから、みんな彼に続いて、けがする選手が出ても堪えてチームとしてがんばっている」と胸を張っていた。
報知新聞社