メーカー機らしくパワフルな動きが目立った泉啓文/ボートレース福岡
ボートレース福岡のGⅢ「アビスパ福岡杯」は6日に初日を迎えた。前検は控えめなコメントを残していた泉啓文だったが、フタをあければメーカー機らしく軽快な動きを披露した。後半9Rでは2コース差しから、バックで先マイの表憲一と並走。2Mを先取りして1着をもぎ取った。競った表が「逃げたと思ったんだけど、ホームもバックも泉さんが伸びてましたね」と泉の足を賞賛していたが、両者の体重差を考えるとかなり出ているのは間違いない。 泉自身も「エンジンがいい。手前がいいし、中間速がすごくいい。その延長で伸びる感じもありますね。江戸川もいいエンジンだったけど、流れの良さを感じます」と機には納得顔だった。前走地の江戸川では14年3月大村以来、10年半ぶりの優出を決めたばかり。今節もパワーのあるエンジンだけに、軽視すると痛い目にあいそうだ。
マクール