巨人 来季コーチに橋上秀樹氏を招へい 引退後は巨人、ヤクルトなどでコーチ 今季オイシックスで監督務める
巨人が来季の1軍コーチとして橋上秀樹氏(58)の招へいを決めたことが21日、分かった。 00年の現役引退後は巨人、ヤクルトなどでコーチを歴任。楽天時代は07年からヘッドコーチとして、野村克也監督(当時)を支えた。今季は2軍に新規参戦した「オイシックス新潟アルビレックス」の監督として手腕を発揮。作戦面を担当するコーチを任せる方針だ。 課題克服に早速、手を打つ。4年ぶりにリーグ優勝を遂げた一方、462得点、447打点はいずれもリーグ4位。シーズン序盤、好機であと一本が出ない展開が多く、吉川が離脱したCSファイナルSでは勝負どころの一本が敗因になった。 橋上氏は、野村ID野球を支えた名参謀として知られ、打者分析や戦術選択など緻密な指導には定評がある。巨人がリーグ3連覇した12年からの3年間は、戦略コーチや、打撃コーチなどでチームの勝利に貢献。リーグ連覇、悲願の日本一に向け、再出発する阿部巨人をデータ野球で支える。