大韓航空が熊本-ソウル線を27年ぶりに再開 韓国との就航相次ぐ熊本空港 12月19日からは週24往復に
韓国の大手航空会社の大韓航空は24日、熊本空港とソウル(仁川[インチョン])を結ぶ定期便を1997年以来、約27年ぶりに再開した。毎日1往復する。第1便で熊本空港に到着した観光客らを関係者が横断幕を持って歓迎した。 熊本の交通
大韓航空によると、初日のソウル発の搭乗率は95%、熊本発の第1便の搭乗率は84・6%だった。発着時間は曜日で異なり、熊本着は午後3時~6時台、熊本発は午後4時~7時台。定員182席(ビジネス8、エコノミー174)の機体を使う。 記念式典で日本地域本部の李碩雨[イソグ]本部長は「両国は来年、国交正常化60周年を迎える。熊本から大韓航空でソウルや世界へ足を運んでもらいたい」と述べた。家族で訪れた朴來哲[パクレイチョル]さん(76)は「熊本に来たのは今回が初めて。3泊4日の観光で一番の楽しみは温泉です」と話した。 熊本-ソウル線は、韓国の格安航空会社(LCC)ティーウェイ航空が毎日1往復しているほか、アシアナ航空も今月7日から週3往復している。12月19日からはLCCのイースター航空が釜山線を毎日1往復する計画で、韓国と結ぶ路線は週24往復になる。(立石真一)