アクアフェアリーズとPFU選手、地震被災者への支援訴え 富山県黒部市で義援金募る
バレーボールVリーグ1部女子(V1)のKUROBEアクアフェアリーズ-PFU戦が4日、富山県の黒部市総合体育センターで行われ、選手たちが試合後、会場で能登半島地震の義援金を募った。PFUは石川県かほく市を拠点に活動する。地震で被災した富山と石川の2チームが手を携え、復興に向けて支援を訴えた。 アクアの選手16人とPFUの選手4人が、同センターの1階と2階に分かれ、募金箱を手に「募金お願いします」などと来場者に呼びかけた。写真撮影やサインにも応じた。 アクアは前日の東レとの試合後も募金活動を行い、2日間で大勢のファンが協力した。義援金は日本赤十字社を通じて被災者支援に役立ててもらう。 アクアの佐藤彩乃主将は「微力だが、自分たちも少しでも力になりたい」と語り、PFUの高相みな実主将は「自分たちが率先して活動することでスポーツ界や社会で支援の輪がさらに広がればいい」と話した。