<オモウマい店>湯島聖堂・中国料理研究部で修業した店主 走る従業員が人気のレストラン こだわりの2軒紹介
想像を超える“びっくりなお店”を紹介するバラエティー番組「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」(中京テレビ・日本テレビ系、火曜午後7時)。10月15日の放送は「料理とアート」にこだわる中華料理店(宮崎県日向市)と「走る従業員」で人気の出たレストラン(千葉県四街道市)を紹介する。 【写真特集】料理はアート! 店の魚は自分で海から
◇宮崎・中華
店は創業24年。豪華なランチセットが人気で「レバー炒めランチ」はまず、前菜代わりのそばとアラ汁、ごはんがテーブルに。その後、主菜となるレバー炒め、煮しめ、寿司、パスタサラダ、カレー、きんぴら、フルーツなどが乗ったプレートが登場。合計18品、コーヒー&お菓子付きで1080円という安さだ。レバー炒めのほかに「エビチリ」や「かに玉」といった主菜も用意する。
客も驚く中身と、美しい盛り付けに目を奪われるが、そこには「あのパレット(皿)をキャンバスとして、どんな絵を描こうかなっていろいろ考えている」と、店主のアート感覚が反映されている。
また「餃子」(3個、490円)は「ひだを見せたい」と、焼き目ではなく、ひだの方を上にして提供。「中華丼」(780円)や「担々麺」(780円)も、おいしさだけでなく、大量の具材によって見た目も鮮やかになっている。
戦後の日本で中国料理の発展に貢献した湯島聖堂(東京都文京区)の中国料理研究部で修業した店主。漁師歴44年で、店内で使う魚は自ら海で獲る。「キャンバスは海の上。俺たちは絵具よ」と独特の表現の店主。そんな店主に連れられ漁に出たスタッフだが、海の上でまさかの事態となる。
◇千葉・洋食
総重量700グラムのチーズインハンバーグと、2棟のプレハブをせわしなく行き来する店主の奮闘ぶりが話題となった、千葉県四街道市の「レストラン チキボン亭」。今年6月に放送後、ハンバーグの注文は5倍、客入りは6倍という大盛況だ。雨の日にも行列が途絶えない人気ぶりに「こりゃたまげた影響力ですね。オモウマいぜ」と店主もびっくり。