「アメリカに挑戦できたのもファイターズさんのおかげ」ソフトバンク上沢直之が入団会見「簡単な決断ではなかった」
ソフトバンクに新加入した上沢直之投手(30)が26日、福岡市内のホテルで入団会見を行った。 ■硬い表情で会見に臨む上沢、第一声は【動画】 上沢は会見で「(迷いは)もちろんありました。今回は簡単な決断ではなかった。時間をかけて悩んだ。決断したことなので良かったものと言えるように、プレーや結果で見せられるようにしたい。ファイターズの皆さんには僕を野球選手としてつくってもらった。北海道や鎌ケ谷のファンの皆さんに支えていただいた。アメリカに挑戦できたのもファイターズさんのおかげ。簡単な決断じゃなかったので、しっかり時間をかけて決めました」と語った。 上沢は千葉・専大松戸高から2012年にドラフト6位で日本ハム入りし、21年に自己最多の12勝をマークするなど日本球界で通算70勝を挙げた。昨オフにポスティングシステムを利用して米球界に挑戦。レッドソックスでメジャー初昇格したが、2試合の登板にとどまり、3Aウースターをフリーエージェントとなっていた。米国残留や古巣復帰などの選択肢がある中、2年ぶりの日本球界復帰の場としてソフトバンクを選択した。 NPBでは通算173試合に登板、70勝62敗、防御率3.19。 【#OTTOソフトバンク情報】
西日本新聞社