フランス人が日本に染まる前と後で変わった食事 “気力がないときの夕食”に「確かに美味い」「分かってくれるの嬉しい」の声
日本とフランスの違い
ー他にもフランスとは違うと感じた部分はどんなところですか? 正直、何もかもが母国と違います!食に関連することを挙げるとすると、やはり代表的なのが日本の「いただきます」という言葉でしょうか。 フランスには「いただきます」を意味する言葉がありません。「ボナペティ」という言葉がありますが、それは料理を提供する側が言う言葉で、いわゆる「召しあがれ」に近い意味になります。 日本の「いただきます」は、料理を提供してくれた人に対する感謝や、食材を育ててくれた人、食材そのものに対する敬意を込めた言葉だと知り、母国との大きな違いを感じましたね。僕の大好きな言葉です。 ーご両親にも日本に旅行に来たときにいろいろな文化を紹介されていますが、一番反応があったことはどんなことでしたか? 一番驚いていたと同時にとても感動していたのが、日本の方々の多くが今日に至っても着物や浴衣を着ることがあるということでした。 若い方々も着ている様子を見て、敬意を表したいと言っていましたね。伝統的なものを現代と織り交ぜて活かしている様子がとても素敵だと感じたようです。 ー今後もBebecganさんのユニークな視点でどんなことを発信していきたいですか? 日本とフランスには数多くの違いがあります。そういった違いを気軽に楽しく知ってもらえるように、これからも面白くて手に取りやすいコンテンツを配信していきたいです。こうした少しのエンターテイメントが、日本とフランスを繋ぐ架け橋になったらとても嬉しいです。 それぞれの国の違いを感じ、受け入れていくことでお互いの国の良さを感じることができそうですね。これからもBebecganさんの発信する”フランスと日本の違い”が楽しみです。
ほ・とせなNEWS編集部