最終回では道長の体調が悪化、まひろが寄り添う

道長（柄本佑）とすごすまひろ（吉高由里子）【写真：(C)NHK】

　俳優・吉高由里子が、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を生み出した主人公・紫式部（まひろ）を演じるNHKの大河ドラマ『光る君へ』（日曜午後8時）。15日に最終回が放送され、道長（柄本佑）の体調が悪化し、まひろが寄り添う姿が描かれた。SNSでは2人の様子に「これが愛」と感動の声であふれた。 【写真】「しかし美形だな」「雅ですねえ」と反響　豪華メンバーが集結した『光る君へ』のゴルフ会 （※以下、ドラマの内容に関する記述があります） 　まひろは倫子（黒木華）に呼び出され、道長の危篤を知らされた。倫子（黒木華）はまひろに対し「殿はもう祈祷はいらぬ。生きることはもうよいと仰せなの」と話し、道長のために最後にできることは何かと考え、「殿に会ってやっておくれ……どうか殿の魂をつなぎとめておくれ」とまひろに頭を下げた。 　その後、まひろと病床の道長が2人だけで過ごす様子が描かれた。道長が手を布団から出すとまひろはその手をとった。すると道長は「先に逝くぞ」と伝えた。まひろは泣きながら「光る君が死ぬ姿を書かなかったのは、幻がいつまでも続いてほしいと願ったゆえでございます。私が知らないところで道長様がお亡くなりになってしまったら、私は幻を追い続けて狂っていたやもしれませぬ」と語った。その後も、まひろは道長のもとを訪れ、三郎が登場する物語を道長に聞かせ「続きはまた明日」と、道長の魂をつなぎとめるかのように言った。だが、そんな時間は長くは続かず、後日、道長は亡くなった。 　SNSでは死期が迫った道長がまひろと2人で過ごす様子に「これが愛」「2人の時間過ごせてよかった」「最後に2人ですごせて幸せだね」「ラブロマンス」「号泣」「泣く」「つらい」「せつない」「悲しい」「生きろ」「幻が続いてほしい」と感動と悲しむ声であふれた。