佐々木朗希争奪戦で米サイト指摘「カブスは好例」 今永昇太の成功がお手本に
ポスティングシステムでのメジャー移籍を目指すロッテの佐々木朗希投手(23)が20日(日本時間21日)に滞在先の米カリフォルニア州でカブスと面談を行ったと地元メディアが報じた。 米スポーツサイトのファン・サイデッドは22日(同23日)に「(編成本部長の)ジェド・ホイヤーは佐々木朗希で、カブスのオフシーズンを救うエースを獲得するかもしれない」との見出しでカブスが選択肢になる可能性を報じた。カブスが魅力的な移籍先となり得る理由としてシカゴですぐさまファンのお気に入りとなった今永昇太投手(31)の「輝かしい成功」を挙げた。 今永はメジャー1年目の今季、29試合に先発し15勝3敗、防御率2・91、173回1/3を投げ174三振を奪った。オールスター戦に初出場し、新人王投票4位、サイ・ヤング賞投票でも5位に入る大活躍だった。登板数、投球回数、勝利数はDeNA時代を上回る自己最多だ。 同サイトは「佐々木朗希のメジャーでの投球能力を心配している者は誰もいない。だが、もし佐々木が米国(での生活、習慣など)とMLBに慣れる能力についての自信を感じたいのなら、カブスは最近の好例になる。今永は米国に来る前、10年近くに渡って(実際は8シーズン)日本で投げていた。佐々木ほどの才能はなかったが、状況は似ている」と説明した。 NPBでの経験の差があるとはいえ、今永は良いお手本になるだろう。ドジャースとパドレスの一騎打ちと見られている争奪戦にカブスは割って入ることができるかもしれない。注目だ。
東スポWEB