浙江省義烏市、宅配便取扱件数が例年より50日早く100億件突破
【東方新報】国家郵政局のデータによると、2024年10月30日0時時点で浙江省(Zhejiang)義烏市(Yiwu)の宅配便取扱件数が100億件を超え、100.95億件に達した。これは2023年と比べて50日も早い達成となっている。 義烏市では、近年大型の宅配仕分けセンターのスマート化を加速しており、業界全体の情報化や自動化のレベルも向上している。現在、義烏には100万件規模の大型仕分けセンターが16か所、全自動仕分け機が77台あり、宅配業者は130社、従業員は3万人を超える。 この宅配便取扱件数の増加は、義烏市の電子商取引(EC)産業の発展が支えている。今年の1月から9月までで、義烏市のEC取引額は3712.65億元(約7兆9940億円)に達し、前年同期比で12パーセント増加した。 義烏郵政管理局の市場監督部副部長の王東升(Wang Dongsheng)氏によると、義烏市の宅配便取扱件数は2014年の3.39億件から急成長し、現在では100億件に達している。これは約30倍の増加にあたる。現在、義烏市の宅配便取扱件数は全国の約12分の1を占めており、広州に次ぐ全国第2位の宅配拠点となっている。(c)東方新報/AFPBB News ※「東方新報」は、1995年に日本で創刊された中国語の新聞です。