韓国・2500人「性嗜好障害」で診療中、8割が20~40代…「のぞき症」「露出症」「小児性愛症」など
【10月02日 KOREA WAVE】韓国で2019年から今年6月末までに、2455人が性嗜好障害で診療を受けていることがこのほど、国民健康保険公団の資料で判明した。 このうち20代が749人(30.5%)で最も多く、30代747人(30.4%)▽40代437人(17.8%)が続いた。20~40代で78.7%を占めた計算になる。10代以下は210人(8.6%)だった。 類型別では、詳細不明の性嗜好障害が928人(36.6%)で最も多く、▽窃視症(無警戒の人が衣服を脱いだり性的行為をしたりしている場面をのぞき見ることを反復する症状)が627人(24.7%)▽自分の身体を他人や公共の場所などで露出する露出症が514人(20.3%)▽少年・少女に対する性的偏愛である小児性愛症(ペドフィリア)が108人(4.3%)――など(複数回答)。動物との性行為など、その他は181人(7.1%)だった。 野党「共に民主党」のパク・ヒスン議員=国会保健福祉委員会所属=「性嗜好障害自体が犯罪につながるわけではないが、単に個人の性的嗜好を越えて他人に被害を与えることもあり得る。早期診断と適切な治療を受けられるようにすべきだ」と訴える。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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