なぜセルティック古橋亨梧のマンチェスター・シティ移籍話が急浮上したのか…「すでに最初の交渉は行われた」
別のスコットランドメディア『THE CELTIC BHOYS』も、2022-23シーズンに27ゴールをあげてリーグ得点王に輝き、リーグ、選手協会、記者協会、クラブがそれぞれ選出するMVPを総なめした古橋の突然の移籍報道をこう伝えている。 「昨シーズンの古橋は、決してベストの状態ではなかったなかで、それでもリーグ戦では14ゴールをあげた。一転して今夏のプレシーズンで、彼はベストの状態に戻っていた。そして、プレシーズンマッチで彼がゴールを決めたクラブのひとつがシティであり、それを目の当たりにしたグアルディオラ監督がどうやら彼との契約を求めているようだ。シティが古橋に興味を示している、という噂が月曜日の深夜にSNS上で駆け巡った。セルティックのサポーターのほとんどが単なる噂であってほしいと望んでいたが、残念ながら願いはかないそうにない。間違いなく現時点の世界最高のチームのひとつであるシティに対して、古橋が興味を抱かない理由がないからだ」 英国メディアも王者シティの動きを報じている。そのひとつの『Sky Sports UK』はセルティックの宿敵レンジャーズのエースストライカーとして活躍した、元スコットランド代表のクリス・ボイド氏(41)のコメントを伝えている。 「シティでは控え選手でいる時間も長くなるはずだが、もちろん彼の動きやスピード、運動量があれば、素晴らしい仕事ができるはずだ」 さらに『Daily Mail Online』は、直近の試合であるハイバーニアンとのスコッティッシュカップ2回戦を欠場した古橋に関して、その理由とされた慢性的に抱える肩の痛みに関して「考慮すべき大きな問題」として伝えた。 「古橋はセルティックに加入する前から肩の問題を抱えながらプレーしていて、いまでも時折、痛みが増す時期があるようだ。セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督が言及したように、完治させるには手術が必要かもしれないし、その場合はおそらく4カ月間の離脱となる。ただ、手術を受けるかどうかを決められるのは彼だけだ」 ロマーノ氏は日本時間22日未明に、2022-23シーズン後にバルセロナへ移籍していたギュンドアンの復帰に関しても“ロマーノ砲”を投稿している。 「マンチェスター・シティとバルセロナとの間で、イルカイ・ギュンドアンの移籍に必要なすべての書類が整った」 これを受けるかのように、前出の『67 HAIL HAIL』はこう報じた。 「バルセロナを退団するギュンドアンがシティに復帰する。つまり、シティが古橋の獲得に集中できる状況が整った。どの角度から考えても、古橋が加わる可能性が高い。何ごとも起こらないまま、残りわずかとなった移籍市場が早く閉じないかと、セルティックのサポーターは緊張しながらカレンダーを見つめていくはずだ」 プレミアリーグの今夏の移籍市場が閉じるのは現地時間の30日23時。マンチェスター発のビッグニュースが飛び込んでくる時間はまだ十分に残されている。