50代以降は照明を見直そう。プロに聞く、スペース別上手な明かりの取り入れ方。
ペンダントライトの位置はサポート器具で自由に調整。 引っ掛けシーリングの位置が照明器具を吊るしたい場所と違う場合も。そんな時は専用の器具を使えば好きな位置に調整可能。
自分だけのスペースを作り、手元を照らすフロアライト。
「電源さえあればどこにでも置けるフロアライトは、手軽に取り入れられる照明の一つです」。限られたエリアだけ照らすため、手元が明るくなるほか、椅子と組み合わせれば自分だけの心地よいスペースを作れる。
一人掛けの椅子とともにパーソナルスペースを。 夫婦での暮らしも長くなってくると、ソファに2人で並んで座るより、それぞれ一人掛けの椅子でゆったりと過ごしたくなるもの。フロアライトと組み合わせれば、リビングなどの同じ空間にいながら、それぞれのパーソナルスペースを確保できる。もちろん、読書灯としても大活躍。
暮らしやすさのために、クローゼットにも明かりを。
取り付け工事をせずとも簡易的につける方法も。 「クローゼットの中を照明で明るくすると服が格段に見やすく、選びやすくなります」。取り付け工事をする手もあるが、近くに電源があれば床に照明を置いたり、〈イケア〉などで手に入るLEDテープライトを棚などに貼り付けるといった簡易的な方法もある。
光が足りない時に役立つポータブルライト。
もう少し明るさがほしいという時に、一つあると便利。 持ち運べる明かりは寝る前に枕元に置けば夜中にトイレに行く時に便利。「人感センサー付きのランプは点灯してほしくない時も反応してしまい、結局不便。必要な時に自分で照らすのがおすすめです」。ダイニングで書き物をする際に光が足りない場合やベランダで夕食をとりたい場合など、家じゅうどこでも活躍してくれる。
コーナーを照らす ライトは、部屋が 広く見える魔法。
吊るしたり、置いたり。明かりを部屋の隅に配置。 住まいをよりくつろげる空間にするために、間接照明も積極的に取り入れたい。部屋のコーナーを照らすと暗くなりがちな部分が明るくなり、空間に奥行きが出て、部屋が広く見える効果がある。ペンダントライトでもフロアランプでもOK。
締め切った空間を開放的に。太陽のように光が変わる自然光ライト。
日当たりが悪いという悩みを天窓のような照明で解決。 玄関や洗面所など窓がなく日が当たらない空間にも自然光を。そんな面白い発想の商品がこちら。太陽光と同じ波長のLED照明を天井に設置、時間帯ごとに明るさも変わり、太陽光が実際に差し込んでいるかのように感じられる。