WRO日本大会で優勝したロボットを手にする帽子さん（左）と山下さん。「今年こそ世界一を」と意気込んでいる

　ロボット競技会「WRO（ワールド・ロボット・オリンピアード）」の日本大会で強豪、八幡浜工業高校（愛媛県八幡浜市古町2丁目）の山下統真さん（17）と帽子明輝さん（17）の3年生コンビが、シニア（高校生）部門で日本一に輝き、11月にトルコで開かれる国際大会に出場する。昨年に続く出場で、2人は「今年こそ世界一を」と練習に励んでいる。 　国際大会には国内上位3位のチームが出場する。昨年は国内3位、世界16位と健闘したが、2人は「世界と圧倒的なレベルの差を実感した」という。 　大会では幅約1・1メートル、奥行き約2・4メートルの枠内で、ロボットが複数のブロックを判別しながら指定された位置に運び、その正確さや速さを競う。