台湾 頼清徳新総統が就任 「対中関係」どう語るか
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台湾で2期8年の任期を終えた蔡英文氏に代わり、頼清徳氏が新たな総統に就任しました。台北市の会場から報告です。 （高橋大作記者報告） 頼清徳氏はこの後ステージに立ち、総統として初めての演説を行う予定です。 招待された数千、数万の市民が新たなリーダーの登場を待ちわびています。 頼清徳新総統はおよそ2時間前に総統府に入り、16代目の総統に就くための宣誓をしました。 海外からも500人を超える高官が訪れる華々しい雰囲気のなか就任の日を迎える頼清徳新総統ですが、内外に悩ましい問題を抱えています。 1月に行われた立法院選挙では、頼清徳氏らが率いる政権与党・民進党とは異なる野党・国民党が最大議席を獲得しました。 「ねじれ状態」となった議会ではすでに激しい対立が起きています。 また、「現状維持」を目指すとする対中関係ですが、この後の演説で中国を刺激するような言葉が出た場合、一気に緊張関係が高まる可能性もあります。 難しい政権運営が迫られるなか、頼清徳新総統はどのような言葉で台湾の未来を語るのか。 世界が注目する就任演説はまもなく始まります。
テレビ朝日
