猪名川花火4000発鮮やかに 伊丹空港滑走路との夜景競演も
猪名川花火4000発盛大に 伊丹空港滑走路との夜景競演も 音楽:イーゼル芸術工房
花火ときらびやかな滑走路の競演に歓喜──。兵庫県川西市の猪名川で18日夜、恒例の「第70回猪名川花火大会」が開かれ、会場をはじめ周辺地域から多くの見物人が鮮やかな大輪を楽しんだ。 【拡大写真と動画】鮮やかな大輪と伊丹滑走路のきらびやかな輝きの競演
川西市の公式サイトによると、この花火大会は1948年に隣接する大阪府池田市との友好を目的に始まったもので、開催場所も両市の境界となる猪名川となっている。
スターマインなど迫力の花火が4000発打ち上げられ、毎年、多くの見物人の目を楽しませている。両市に隣接する地域からもよく見えており、伊丹市の大阪国際空港(伊丹空港)の西側にある大型公園「伊丹スカイパーク」にも、多くの見物人が早くから訪れていた。
同日午後7時20分すぎに1発目の花火があがると、同園にいた見物人からも「おおーっ」と歓声があがる。日が暮れるにつれ、滑走路のネオンも輝いてくることから、花火ときらびやかな滑走路の「輝きの競演」に、多くの人がカメラを向けシャッターを切っていた。 伊丹市から来た30代女性は「長男が飛行機を見ながら花火を見たいということで来ました。ここは大きな飛行機から小型飛行機の様子も見学できるので、花火と一緒に見られるのは毎年楽しみです」と笑顔で話していた。