上地結衣、負けず嫌いの金メダリスト「トランプをやってても勝つまでやり続けて勝ったら終わり」
パリパラリンピック女子車いすテニスのシングルス、ダブルス金メダリスト、上地結衣選手(30)が22日、大阪市北区のTOHOシネマズ梅田で行われたドキュメンタリー映画「The Break 世界一、負けず嫌いのテニスプレイヤー、上地結衣。」(新山正彰監督)の舞台あいさつ付き上映会に登壇した。 兵庫県明石市出身で、「関西弁バリバリのごあいさつになるかと思います。やっと関西に帰って来られたので、『メダルおめでとう』って言ってもらえるのは、がんばってよかったなと達成感を思い起こさせてくれます」とニコッ。 映画は、東京パラリンピックで銀メダルを獲得後から、パリで金を目指すまでの3年間に密着した。 「どんなときも(撮影スタッフと)一緒に過ごしていたので飾れない。素を出しているだけで、(ポスターには)出演と書かれてるけど、何も演じてません」 サブタイトルの「負けず嫌い」について問われると、「家族でも人一倍負けず嫌い。トランプを祖母や姉とやってても、自分が勝つまでやり続けて、勝ったら終わり。勝負事になると血が騒ぐ。負けるっていうのが嫌なのは試合に限らずです」と明かした。