現役医師芸人・しゅんしゅんクリニックP “緊張”と向き合う時どうしてる? 実技試験を控えた受験生にアドバイス
ラジオの中の学校、TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」(月曜~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55)。 全国の受験生を全力で応援するコーナー「応援部 宣言メイト! supported by カロリーメイト」(毎週金曜 22:07頃~)では、パーソナリティのこもり校長(小森隼/GENERATIONS from EXILE TRIBE)こと“こもり顧問”と、水曜~金曜を担当するアンジー教頭こと“アンジー副顧問”、さらには月替わりの“特別コーチ”が、受験生を応全力で応援していきます。 11月は現役医師でお笑い芸人の“しゅんP”ことしゅんしゅんクリニックPさんが特別コーチを担当。この記事では11月8日(金)放送の内容を紹介します。ミュージシャンになる夢を叶えたい受験生にエールを送りました。
――リスナーに電話をつなぐ アンジー教頭:まずは、受験にまつわる宣言「宣言メイト」を教えてください! リスナー:受験まであと約3週間! ミュージシャンになるために死に物狂いでベースを練習して、昭和音楽大学に合格します! こもり校長:お~! 3週間後に何があるの? 筆記とか面接? リスナー:私の場合は実技と面接があります。 しゅんP先生:実技あるんですね。やっぱ音楽大学って感じですね。 こもり校長:それは楽器演奏? リスナー:そうです。 こもり校長:で、ベースやってるんだ。めちゃくちゃいいじゃない! かっこいいよね。ミュージシャンになる夢があるってことだけど、「昭和音楽大学に入ってミュージシャンになりたい」みたいな想いは、目指してからどれぐらい経ってるの? リスナー:きっかけは「キズナ祭」(※)に吹奏楽で参加させていただいたことです。ステージからのキラキラしたお客さんの笑顔とか忘れられなくて……。あとは、GENERATIONSさんたちのサポートをする楽しさに気付いて、なりたいなと思いました。 (※2023年3月、「SCHOOL OF LOCK!」の番組イベント「キズナ祭」を開催。全国の生徒のみんなを集めてキズナ祭スペシャルブラスバンドを組み、GENERATIONSと一緒に「チカラノカギリ」のパフォーマンスをしました) アンジー教頭:素敵! こもり校長:そこから音大を目指そうと思って、ずっと練習とかもしてるってこと? リスナー:はい。やっぱり実技が一番大事になってくるので。 こもり校長:今の自分のなかでは演奏が一番不安? それとも、受験のことで何か悩んでることとかある? リスナー:私は中学と高校の頃はサックスを吹いていて、あんまりエレキベース自体の歴が長くなくて。演奏するときにすごく緊張して弾けなくなっちゃうんじゃないかなっていう不安があります。 こもり校長:緊張と向き合うとき、しゅんP先生はどうしていますか? しゅんP先生:僕もめちゃくちゃ緊張しぃですけども、緊張するのは仕方のないことだと思っています。芸人のほうではダンスネタとかをやっているんですけど、僕は本番前、誰かの前で全力で……ゲネプロじゃないですけど1回やります。そうすると、緊張が落ち着くんです。だから、いろんな人の前で模擬練習みたいなのを本気でやるのが大事かな、と思いますね。 こもり校長:それはあるかもですね。あと、お母さんとか親友とか、「本気を見せるのが恥ずかしい」と思う人の前で本気を出せると、意外と本番とかで緊張しなくなると思います。 しゅんP先生:たしかに両親の前でできたら緊張しなくなりそうですね。 こもり校長:俺は自分が初めてダンス始めた頃とか、そういうのはすごいあった。 アンジー教頭:私はミュージシャンをやっているんだけど、この前ライブの2週間前に「ギターやろう」と言われて。2週間しか練習期間がないなか本番のステージに立ったのね。 しゅんP先生:すごい! アンジー教頭:そのときにすごく大事だなって思ったことがある。もちろん、音大の試験だからちゃんと弾くことは大事なんだけど、ミュージシャンは“弾けてる顔をして弾く”ことが一番大事! こもり校長:雰囲気作りね。 アンジー教頭:ミュージシャンとかプレーヤーは“できてない”っていう顔をした瞬間に、もうそういう目でしか見られなくなっちゃう。だから、演奏面でどんだけ自分が失敗したとしても、弾けてるって顔でやり切ればパフォーマンスとして成立する。 リスナー:はい。 アンジー教頭:1回転んだくらいで「ダメだな」と絶対に思わないでほしい。最後まで自分が「これで正解なんだよ」って気持ちで弾き切って。ちゃんとステージに立っている人は、間違えたみたいな素振りを見せないからね。もし、仮にうまくいかない瞬間があっても、顔だけはめっちゃ決めたまま弾ききることが大事! しゅんP先生:これはためになりますね。 こもり校長:すごく大事なことだと思うから、もしよかったらそれを意識しながらやってみて。 リスナー:やってみます! (TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」2024年11月8日(金)放送より)