暑さと地震に警戒…今年のお盆休み 台風7号は週末に接近か、警報級の暴風のおそれも
関西有数の海水浴場にも地震の影響が及んでいます。 記者 「今日は日差しがとても強く、海水浴日和なのですが、3連休の中日にもかかわらず、白良浜は遊泳禁止で閑散としています」 誰もいないビーチ。和歌山県白浜町では8日の地震を受け、連休初日の10日から白良浜など4つの海水浴場への立ち入りを完全に禁止。隣接の駐車場も閉鎖したのです。 海水浴場の近くでは、記念撮影だけをして帰る観光客の姿もありました。 広島から来た人 「“心構え”だけはしてきたが、まさか本当に遊泳禁止とは思っていなくて」
地震への“心構え”が求められる異例のお盆休み。さらに、もうひとつ“心構え”が必要そうなのが、日本付近で相次いで発生した台風です。 鳥取に帰省する人 「ちょうど17日の土曜日に飛行機で(東京に)帰ってくるので、羽田空港に降りられるか心配」 12日に岩手に上陸し、大きな被害を与えた「台風5号」は熱帯低気圧となりましたが、お盆休み後半に注意が必要なのが、13日に新たに発生した「台風7号」です。海水温が高いため、発達しながら北上し、14日水曜日に小笠原諸島に最接近した後、15日木曜日には伊豆諸島へ。 予報円の西側を進んだ場合、16日から17日にかけ暴風域を伴いながら関東地方や静岡県へと近づき、その後、東北に再び台風が接近する可能性が出てきたのです。 関東や東北の沿岸部などでは警報級の暴風のおそれがあるため、お盆休みは台風への早めの備えも必要です。